十数年ぶりに個人用の Windows PC を購入しました(´д`※)
これまでは個人用の端末は MacBook と iPad Pro で十分だったのですが、PC のゲームもやりたいなぁという私の思いと「会社支給の PC 以外で MS Office を使いたい」*1という夫の要望が一致して、安めのゲーミング PC のご購入に至りました。
で、早速ダウンロードしたのは Xbox Game Passで手に入れることができる「Opus Magnum」。魔法と機械が融合した神秘的な世界で、素材から成果物を生み出すためのロジックを組んで、自分だけの錬金術装置を作り上げるゲームです。
前から遊んでみたいと思っていましたが、プラットフォームが PC 向けのみで、コンソール機の XBOX では遊べなかったのでこの機会を待ってました。ちなみに、XBOX ではなく Steam でも購入可能で、Mac や Linux 版もあるようです。
ということで、早速チュートリアルに着手します。
基本的な操作とゲームに使用するロジックのパーツを理解したら、最初のお題「安定した水 (Stabilized Water)」にチャレンジ。
最初はどこから実装していいのかわからない! と思いましたが、ひとまずその辺にアームを置いて、どういう動きをするかをプログラミングして……
何度も失敗しながらも試行錯誤を繰り返し、クリア!
作った機械がカチャカチャ動いて納品してる様子がかわいい!
……と、クリア後の画面を見ると、使用したパーツのコストや成果物生成までのサイクル数、そして使用したエリアの広さなどのヒストグラムが出ていました。
んん?? これをコスト 50 でクリアしている人がいる?!?!
コスト 50 というと、パーツとして使えるアームは一本だけになっちゃうのですが、そんなんできる??
私は仕組みを考える系のエンジニアとしてはヘボい方で、効率の良いロジックを 0 から考えるのは得意な方じゃないので、機械系のエンジニアをやってたこともある夫を助っ人に呼びました。色々と試行錯誤をした結果、夫が導き出した「コスト50」の解放がこちら!
洗練されてる!!
サイクル数は 82 と倍増していますが、最小限のコスト 50 で実現できました! 形もきれい!!
夫「動いた瞬間、脳汁ブシャーってでた」
いいね(´д`※)
パズルのピースがぴったりとはまる瞬間、それまでの不安が一瞬で晴れるような感覚。魔法のような一手。
そんなわけで、夫が Opus Magnum にどハマりしている最中なので、このブログ記事も PC で書く予定だったところ、iPad で書いてます。
最後に、Opus Magnum 良いところと微妙なところのまとめ。
Opus Magnum 良いところ
- XBOX Game Pass (PC) なら無料で遊べる
- 最低限のストーリーはあるけれど、すぐに遊べて、無駄が少なく、美しいパズルゲーム
- 好きな人はどハマりすると思う
- 時間制限もなくて、自分のペースで熟考できる
- どんどんステージを進めていってもいいし、極限までコストや工数を減らす仕組みを熟考してもいいし、好きなところにこだわって遊べる
- 頭の中がロジックだけでいっぱいになって嫌なこととか忘れられる(大事なことも忘れがち)
-
もはやゲームなのかどうかもわからない。なんかもう仕事っぽくない? 美しくて効率的で、最高に達成感のある仕事。
Opus Magnum 微妙なところ
- 向いてない人には向いてない
- 「つかんで……まわって、まわって、まわって……」みたいな謎の独り言をブツブツ言っちゃう
*1:察し