普段ほとんど読んだことない恋愛小説を読んでみました(*'-')
幸せが始まる、空の真上
- 作者: 香月美海
- 出版社/メーカー: 新風舎
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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学生時代に淡い恋をした男女が数年後に同窓会で再開しますが、
男性にはすでに妻子が。いろんな思いや事情が重なっていく中で
二人の関係がどう動いていくのか気になり、最後まで一気に
読んでしまいました。
思春期の恋と、大人の恋愛の違い。
家族に対する責任とか、プライドとか、負い目とか。
自分のすぐ横に転がってそうなリアルな大人の事情を
天使庁調査員の澄んだ視線でテンポよく見て行くのは
小気味よいような後ろめたいような。
女として、妻として、自分がこの人の立場だったらどうするだろう。
そんなことを考えても私にはワガママな答えしか出てきませんが
この本では最後にひとつの素敵な答えを出してくれて、
それは私じゃ到底考えつかない満足のゆく答えでした。
さて。
来週は会社に本もってって、サインしてもらおっと!(゚∀゚)